ビットフライヤーとは何?メリット・デメリットを解説|仮想通貨(暗号資産)取引所bitFlyer
ビットフライヤーがどんな仮想通貨取引所か気になる……
今回は、こんな疑問に回答します。
ビットフライヤーの情報が多すぎてよく分からない
ビットフライヤーの特徴やメリットは?
ビットフライヤー(bitFlyer)は、ビットコインの取引量が国内No. 1の日本最大級の取引所です
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
ビットフライヤーを知ることで得られるメリットは
- レバレッジ取引ができる
- スムーズに口座開設できる
- 松本人志を応援したい
- bitFlyerクレカが分かる
- ビットコインの取引量No. 1の取引所が知れる
などがあります
ビットフライヤーは、貴重な「レバレッジをかけられる」仮想通貨取引所です
ビットフライヤーの存在は、ダウンタウンの松本人志さんのCMで知った人も多いのではないでしょうか
ビットフライヤーのCM
そこで今日は、ビットフライヤーとは何?メリット・デメリットを解説について書きました
ゼロからの初心者にもわかりやすく解説します
- ビットフライヤー(bitFlyer)とは何か知りたい
- ビットフライヤー(bitFlyer)の会社情報やコンセプトが気になる
ビットフライヤー(bitFlyer)は、2014年に開設された仮想通貨取引所です
- ビットコインの取引量が国内No. 1※
- レバレッジ取引ができる
- 7年以上ハッキングされていない次世代セキュリティ
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
すでに途中まで読んだ人は、目次から該当箇所に飛ぶこともできます。
ビットフライヤー(bitFlyer)とは
ビットフライヤー(bitFlyer)は、株式会社bitFlyerが運営している、日本の仮想通貨(暗号通貨)です
2014年設立なので日本国内でも運営歴の長い取引所になります
ビットフライヤーは、CFD取引に対応しています
CFD取引ってなんですか?
CFD取引は、Contract for Differenceの頭文字をとったもので、「差金決済取引」のことを指します
要は「レバレッジ取引」です
レバレッジ取引できない取引所が大半ですが、ビットフライヤーはレバレッジ取引に対応しています
ビットフライヤーの3つのコンセプト
- ブロックチェーンで世界を簡単に。
- ビットコインならビットフライヤー
- miyabiを使った今までにない様々なサービスの提供
会社情報
商号 | 株式会社bitFlyer |
住所 | 〒107-6233 東京都港区赤坂9-7-1ミッドタウン・タワー |
設立 | 2014年1月 |
代表取締役 | 関 正明 |
従業員数 | 従業員数150名(2020年5月末時点) |
資本金 | 41億238 万円(資本準備金含) |
暗号資産 交換業登録 | 暗号資産(仮想通貨)関連事業 関東財務局長(暗号資産交換業者)登録番号 第00003号 |
株主 | 株式会社 bitFlyer Holdings |
暗号資産交換業の登録番号 第00003号なので、日本では3番目の早さで登録しています
主な出来事
- 1月 株式会社bitFlyer設立
- 5月 ポイント交換サイト「モッピー」でビットコインへの交換サービスを開始
- 12月 ポイント交換サイト「ポイントエクスチェンジ」でビットコインへの交換サービス開始
- 1月 ポイント交換サイト「PeX」でビットコインへの交換サービスを開始
- 2月 株式会社マネーフォワードとの業務提携
- 3月 FX専業で初となる、セントラル短資FXとの「ビットコインプレゼントキャンペーン」実施
- 4月 FX専業で初となる、マネースクウェア・ジャパンとポイント交換連携を実施
- 8月 bitFlyerが2016年上半期のビットコイン取引量国内第1位を達成
- 12月 次世代ブロックチェーンmiyabiを開発
- 6月 仮想通貨取引利用者のメールアドレス・パスワード等の盗取による不正出金被害の補償を開始
- 6月 国内初 仮想通貨交換事業者向け仮想通貨決済サービスに関わる賠償責任保険を共同開発
- 8月 丸井グループにビットコイン決済サービス提供開始
- 1月 bitFlyerEUROPE S.A.のPayment Institution License取得及び欧州事業開始。日本・米国・欧州連合における仮想通貨交換業のライセンス取得は世界初
- 2月 プライベート・ブロックチェーン「miyabi」を活用した実証実験
- 8月 Tポイント・ジャパンとの業務提携し、Tポイントをビットコインに交換
- 3月 日米欧の合計顧客数が250万人突破
- 12月 日本初のビットコインが貯まるクレジットカード「bitFlyer クレカ」を発行開始
※ 株式会社ショッパーズアイ調べ調査方法:国内に於ける暗号資産付与のクレジットカード展開状況に関するデスクリサーチ及びヒアリング調査(2021年10月8日~20日)調査対象:金融庁HP「暗号資産交換業者登録一覧」31社(2021年10月4日時点)
日本初のビットコインが貯まるクレジットカード「bitFlyerクレカ」が要チェックです
住所
〒107-6208 東京都港区赤坂9-7-1ミッドタウン・タワー
代表取締役:関 正明(せき まさあき)
ビットフライヤー代表取締役
- 1982 年 3 月 一橋大学経済学部 卒業
- 1982 年 4 月 株式会社日本興業銀行
- 2002 年 1 月 みずほ証券株式会社
- 2008 年 5 月 米国みずほ証券 副社長
- 2011 年 4 月 ドイツ証券株式会社 内部監査部
- 2013 年 11 月 野村ホールディングス株式会社
- 2019 年 1 月 株式会社SBI証券 執行役員 海外事業管理部、監査部
- 2020 年 2 月 株式会社 bitFlyer Holdings 執行役員
- 2022 年 3 月 株式会社 bitFlyer 代表取締役(現任)
ビットフライヤーは、社長が頻繁に変わるため、ニュースになることが多いです
ビットフライヤーの最新ニュース
(2022年8月10日更新)
ビットフライヤーがMATICとMKR上場へ
ビットフライヤーに、仮想通貨(暗号資産)MATICとMKR取り扱い開始
追加予定の仮想通貨は、
- ポリゴン(MATIC)
- メイカー(MKR)
の2種類です
- 取り扱い開始日は未定
- アルトコイン販売所での取り扱い
- 取引所サービスやつみたてサービスでは対象外
取り扱っている取引所では、
- メイカー(MKR):ビットバンク、GMOコイン
- ポリゴン(MATIC):ビットバンク
という状況なので、今回の取り扱いは比較的早いと言えます
アルトコインの値上がりは、何十倍、何百倍になることがあるので、チェックしたいですね
ビットフライヤーの特徴
ビットフライヤーの主な特徴
- ビットコインの取引量が国内No. 1※
- 仮想通貨FXに強い
- 7年以上ハッキングされていない次世代セキュリティ
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
取り扱い銘柄 | 17銘柄 |
最低購入額(BTC) | 取引所:0.001BTC | 販売所:0.00000001BTC
販売所の取引手数料 | ※別途スプレッドがあります | 無料
ビットフライヤーでは、販売所で1円からビットコインが買えるため、仮想通貨初心者でも気軽に始められます
1円の少額からスタートできるというのは、初心者には嬉しいポイントでしょう
販売所の取引手数料は無料ですが、スプレッドが広いため、取引コストが高めです
※スプレッド:購入価格と売却価格の差。その差を手数料として負担します。
ビットフライヤーの取り扱い通貨
ビットフライヤーは、取り扱い通貨が17通貨あり、順次拡大しています
ビットフライヤーの取り扱っている17通貨
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- ライトコイン(LTC)
- モナコイン(MONA)
- リスク(LSK)
- リップル(XRP)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- ステラルーメン(XLM)
- ネム(XEM)
- テゾス(XTZ)
- ポルカドット(DOT)
- チェーンリンク(LINK)
- シンボル(XYM)
- ポリゴン(MATIC)
- メイカー(MKR)
ビットフライヤーのメリット
- ビットコインの取引量が国内No. 1
- 初心者にやさしいアプリ設計
- レバレッジをかけて取引できる
ビットコインの取引量が国内No. 1
ビットフライヤーは、ビットコインの取引量が「6年連続で国内No. 1」です
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016年-2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引 を含む)
まさにビットコインのパイオニア的存在。
販売所ならビットコインは1円から購入できるのも嬉しいポイントです
初心者にやさしいアプリ設計
ビットフライヤーのアプリ画面は、シンプルでとても見やすいです
また、アプリ内に「暗号通貨初心者向け 初心者ガイド」があり、仮想通貨初心者にやさしいアプリ設計になっています
それぞれの仮想通貨にアイコンがついているため、視覚的にも分かりやすく、間違った取引を防ぎます
レバレッジをかけて取引できる
ビットフライヤーでは、現物取引とレバレッジ取引ができます
レバレッジ取引ができる数少ない取引所です
レバレッジ=いわゆる「テコの原理」で、資金より何倍ものお金を動かしたい人は、ビットフライヤーがおすすめです
ビットフライヤーでは、最大2倍までレバレッジを高められます
ビットフライヤー以外でも、レバレッジが可能な取引所がありますので、取引所ごとに使い分ける方法も有効です
- bitFlyer(ビットフライヤー)
- DMM Bitcoin
- GMOコイン
ビットフライヤーの手数料
取引所手数料
BTC(ビットコイン) | 0.01〜0.15% |
アルトコイン | 0.01〜0.15% |
販売所手数料
取引手数料 | 無料 |
手数料相当額 | スプレッドあり※ |
ビットフライヤーの細かい手数料は公式サイト より確認できます
ビットフライヤーのデメリット
- スプレッドが広い
- 出金手数料が高い
スプレッドが広い
上述したように、ビットフライヤーはスプレッドが広いです
スプレッドが広いと、販売所の取引コストが高くなります
つまりビットフライヤーは、スプレッドが広いため、高い手数料相当額を負担することになります
出金手数料が高い
ビットフライヤーは、出金手数料が高めに設定されています
出金手数料とは、ビットフライヤーから自分の銀行に出金する際にかかる手数料です
ビットフライヤーの出金手数料
3 万円未満 | 3 万円以上 | |
ビットフライヤー ➡︎ 三井住友銀行 | 220 円(税込) | 440 円(税込) |
ビットフライヤー ➡︎ 三井住友銀行 以外 | 550 円(税込) | 770 円(税込) |
ビットフライヤーをメイン取引所で使う場合は、三井住友銀行を利用するか、出入金の回数をおさえるなど対策しましょう
ビットフライヤーの口座を開設する方法
ビットフライヤー(bitFlyer)の口座を開設する方法は、たったの3ステップです
また最短1日で口座開設できます
- アカウントを作成する
- 本人確認書類を提出する
- 口座開設
口座の開設にどれくらいかかるの?
開設の申請は10分程度で終わります
本人確認の審査には、1日〜1週間ほどです
本人確認の審査には時間がかかるため、まず口座を開設して仮想通貨の買い時にそなえる人も多いです
ビットフライヤーの口座を開設する方法
ビットフライヤーの安全にむけたセキュリティ対策
ビットフライヤーでは、安全にむけて主に4つのセキュリティ対策を講じています
マルチシグ
ビットフライヤーでは、マルチシグをというセキュリティシステムを採用しています
マルチシグ?難しい単語が出てきました
マルチシグは簡単に言うと「ビットコインを送るときに複数のチェック(署名)をする」ことです
一方でシングルシグは、単一のチェック(署名)のことを指します
複数のチェックが入ることで、サーバー攻撃や誤送金を防ぎやすくなります
シングル(単一)よりマルチ(複数)でチェックしているので、セキュリティが向上しているんだな。という認識でOKです
コールドウォレット
ビットフライヤーでは、すべてのビットコインがコールドウォレットに保管されています
コールドウォレットとは、ネットワークから隔離されたお財布の役割をもっています
コールドウォレットは
- 多数の物理セキュリティロック
- 24 時間監視システム
により強固に守られております
DigiCert(デジサート)の採用
ビットフライヤーでは、DigiCert(デジサート)を採用しています
- 世界最高の認証システムの1つ
- 法的、物理的に存在していると認証
- ドメインの所有者であることを認証
- サーバー証明書の中で最も厳格な審査
要は、「アドレス(ドメイン)の正式な所有者であると国際的な水準で認められている」ということです
ちなみに対応しているウェブサイトであれば、アドレスバーが緑色になるらしいです(気にしたこともなかった)
ファイアウォールの最適化
ファイアウォールって聞いたことはあるんだよね……
ファイアウォールとは、外部のネットワークから自分のパソコンなどを守るシステムです
- 外部からの不正なアクセスを遮断
- サーバーで動作しているサービスとの通信を制限
ファイアウォールによって社内環境を主に以下のように最適化しています
- フィルタリング機能:パケットを検査
- アドレス変換機能(NAT):外部からアクセスできなくし、内部のセキュリティを高める
- 遠隔操作、監視機能:遠隔によるファイアウォール設定やログの確認
ビットフライヤー(bitFlyer)のよくある質問
ビットフライヤーのよくある質問をまとめました。
まとめ:ビットフライヤー(bitFlyer)は今後に期待したい仮想通貨取引所!
ビットフライヤーとは何?メリット・デメリットを解説について書きました
ビットフライヤー(bitFlyer)は、2014年に開設された仮想通貨取引所です
- ビットコインの取引量が国内No. 1※
- レバレッジ取引ができる
- 7年以上ハッキングされていない次世代セキュリティ
※ Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2021 年の年間出来高(差金決済/先物取引を含む)
ビットフライヤーは、ビットコインの取引量が多いので安心感があります
またレバレッジをかけたい人におすすめの仮想通貨取引所です
最後に世界一の投資家ウォーレン・バフェットの名言を(勝手に)送ります。
「時代遅れになるような原則は、原則ではない」
ウォーレン・バフェット